ぬいぐるみ葬 - 亡くなったペットの遺骨をぬいぐるみに

ともに過ごした家族の一員である大切なペット。
限りある尊い命、いつかは虹の橋を渡って旅立つときが来ます。
火葬が終わり、愛するわが子が遺骨となって帰ってきたとき。
「その子のお骨をどのように供養するか」は飼い主さんによってさまざまです。
ペットの供養の方法には特に決まりなどありません。

私が子供の頃は自宅の庭に埋葬するおうちも多かった記憶がありますが、近年ではペット葬儀社、ペット霊園などでまず火葬することが一般的なようです。

遺骨は
・納骨堂やお墓に供養してもらう
・自宅に持ち帰って手元供養する
ほか、
・墓標を植物にした樹木葬
・粉末化した遺骨を海へ撒く海洋散骨
などなど…
現在ではさまざまな選択肢がありますが、飼い主さんが一番しっくりくる方法を選ぶのが何よりも大切だと思います。

そして私からは新しい手元供養のかたちとして、「ぬいぐるみ葬」とでもいうべき方法をご提案したいと思います。
亡くなったペットそっくりなぬいぐるみを作り、そのぬいぐるみの中に遺骨を保管する方法です。
FLUFFYではぬいぐるみのお腹に小さな隠しポケットをつけることができます。
小さいので骨壷まるごと入るようなポケットではないのですが、カプセルなどのケースに入れたお骨の一部をしまうことができるファスナーつきのポケットです。
仏壇がなくても、ペットがいつも座っていたソファやベッドなどに遺骨を入れたぬいぐるみを置くことで、自然なかたちで自宅での供養ができるのでおすすめです。
ぬいぐるみのそばにお気に入りのブランケットやおもちゃを置いてあげている方もいらっしゃいます。

大切なペットとのお別れを受け入れるのには誰しも時間がかかるものです。
からっぽの居場所を見て胸が痛む気持ちも私自身すごくよくわかります。
遺骨をお腹にしまった「あの子の分身」が、おうちの中でいつも優しく見守ってくれていること、そしてつらいときはいつでもなでたり抱っこしたりできること。
それ自身が今を生きている人たちへのあたたかい癒やしとなり、お空の子に安心してもらえる供養になると思います。
ご家族みんなにそっと寄り添う、新しい供養としての「ぬいぐるみ葬」をぜひ選択肢のひとつとして考えてみてはいかがでしょうか。

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